お米について

第10回 平日、炊きたてごはん昼食会「同じ米でも顔が違う~玄米と分つき米の食べ比べ~」ご報告!その2

皆さん、こんにちは。

小池精米店・三代目、お米マイスター五ツ星の小池理雄(ただお)です。

ということで、前回からの続き。

先日、開催された

第10回 平日、炊きたてごはん昼食会

今回は初めての試みとして、

玄米と分つき米の食べ比べ

を実施しました!

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違う品種を食べ比べることはあっても同じ品種で食べ比べることは、あまり無いと思います。

分つき米についてはこちら。

http://komeya.biz/buduki/index.html

今回も大勢のお客様にお越し頂き、かなり大盛況でしたが…。

いつもにも増して、今回は参加者の皆様にとって、驚きの部分、新鮮さの部分が多かったと思います。

いつも白米を召し上がっているかたは、玄米や分つき米の香りや食感に驚き、いつも玄米を召し上がっている方は、分つき米という選択肢の広がりに心踊らせ、それぞれお米談義には花を咲かせていました。

今回、洗米はいつも以上にゆるく行いました。

と言いますのは…そもそもお米を砥ぐ目的は、表面の糠層を最後まで取り除くことにあります。

ところが、今回はその糠層も一緒に楽しんで食べてしまおう~という会ですから、極端なことを言いますと、砥ぐ必要はありません。

ただ、汚れやゴミを落とすといった意味でサッと洗米します。

今回、洗米や浸漬に使用した水は、鹿児島は大隅半島の垂水からの天然水、

樵のわけ前

を使用しました。

樵

この水の特徴は超軟水ということと、お米のポテンシャルを引き出す力がある…ということで使用しました。

この水につきましてはまた後日…。

今回、分つき米に関する質問がたくさんありました。

いちばん多かったのは、

どのお米屋さんでもここまでのカスタマイズを引き受けてくれるのか?

というものでした。

弊社に関して言えば、

普段から玄米売りしているお米であればいつでも大丈夫です!

となります。

弊社は精米店ですから。

すべのお米は玄米仕入れ。

でも…そのまま玄米を売ればいいのか…と言うとそうではありません。

生産者さんから運ばれてくる玄米の中には、石や籾、異種穀粒などが入っています。

まず、それを綺麗に取り除く必要がありますが、そのためにはそれ専用の機械を購入する必要があります。

まあ、どのお米屋さんでも精米をしていれば、その精米する過程のラインで、

石を取り除く機械

異物を取り除く機械

は組み込まれていますので、出来ないことはありません。

ただ、白米が玄米に混じる恐れがありますので、玄米としてお店に出すのであれば、機械をその都度掃除する必要があります。

弊社は日中は精米機はずーっと動いていますので…そんな暇はありません。

ということで、弊社では玄米専用の石抜き機と色彩選別機を置いています(この辺りにつきましてはまた後日ゆっくりと…)。

今回のイベントで思ったのは、僕らの想定以上に「分つき米」の需要があるなぁ…ということ。

そしてそれをどこに頼めばいいのか分からない。

米屋さんだろうけれど、果たしてやってくれるのかどうか…。

ということで悩んでおられる方が多いということですね。

そこで…米屋の出番です!

分つきするなんて…。

普通はスーパーさんでは行いません!

だからこそ街の米屋。

是非とも皆さん、ご活用下さいませ。

ちなみに…弊社でいつでも分つき米を準備出来るお米のうち、おススメはこちらです!

http://komeya.biz/product/detail/hitomebore/kanjyuku.html

きちんと、精米か、分つきかも選べるようになっていますので!

ご興味がおありの方は是非ともご活用下さいませ。

本当に…今回は勉強になりました!

【原宿・表参道・渋谷で唯一のお米マイスター五ツ星の米屋】

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電話:03-3400-6723 / FAX:03-3400-6735

小池精米店・三代目、小池理雄(ただお)

若米会 副会長 「次世代へお米文化を継承し創造する」

若米会 → http://www.wakagome.com

ごはん生活研究所 設立メンバー 「ごはんを楽しく食べちゃおう!」

https://www.facebook.com/GohaKen

ごはん生活研究所ブログ → http://gohanken.blogspot.jp/

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