突然ですが…小池精米店は原宿にあります。
原宿には…コロナ前はそれこそ外国人の方がわんさかいらっしゃいました。
当時は弊社のような小さな米屋でも時々外国人の方が店頭からお米を買っていかれましたね。
中国の方の爆買い…「この棚のお米全部くれ」も体験しました(笑)。
今思うと懐かしいです。
店頭販売は兎も角、よく友人や知り合いから言われるのが
お米を輸出しないの?
です。
しかし、弊社は普通のちっちゃな米屋ですので、お米を外国人に売る…といっても海外のスーパーにお米を並べるなんて出来ません。
いや出来るかもしれませんが、まず量がありません。
値段も生産者やJAが現地に持っていくので…まったく太刀打ちできません。
なのでもし輸出を考えるのであれば、それこそお米をコンテナごとあっちやこっちに移動させることができるくらいの「規模」が求められます。
しかし米屋のような粗利の少ない業種は下手に規模を広げると大変なことになります。
特にここは原宿です。
規模を広げるために、近辺で土地を買うなり借りるなりしたら…それこそお米の値段が大変なことになります(笑)。
そう考えると今の規模のままで出来ることは…。
いちばんの理想は外国人からのネット注文があることです。
または現地の日本食店等に直接お米を送ることです。
ただそれとても、発送はどうするのか、決済はどうするのか、色々とややこしそうです。
そんなこんなで色々考えているうちに、
そうか!!外国人が小池精米店と取引のある飲食店に来てくれればいいんだ!!
に辿り着きました。
これ…実は今年の8月に原宿にある「東京デザイン専門学校」とやり取りしたなかで、生徒さんが
「小池精米店をどのように盛り上げるか??!!」
を考えて下さったうちの一つのアイディアだったのです!
ただ…ご存知の通り、外国人向けの飲食店ガイドはそれこそ
ごまん
とあります。
そこで小池精米店が打ち出すのは、
白米を前面に押し出した、お米中心の飲食店ガイド
です。
つまりは、外国人が「寿司を食べたい!」ではなく
「寿司屋ごとのシャリの違いを楽しみたい!」
と言った人向けのサイトなのです。
…
そんなマニアックなニーズがあるか?
この店に行けばコシヒカリが、あの店に行けばササニシキが、食べられる…。
そんな情報を外国人の方が欲しがりますかね…。
もちろん今はありません(たぶん)。
しかし、皆さんが考えている以上に日本のお米の繊細さは…一部の外国人からは支持されております。
その事実こそ、原宿で米屋を営んでいるからこそ、得られた情報です。
彼らは寿司屋に良く行きます。でも…その寿司屋ごとに実は使われているお米が違うとなると
WOW!
となり、そもそも品種ごとに味が違うという事実に触れると
Amazing!!
となり、さらに寿司屋では実はブレンドしてお店ごとに違う味を生み出している、となるともう
Unbelievable!!
となるのです。
お陰様でそういった外国人の方の反応に、今までたくさん触れてきました。
その辺りをうまくくすぐれば…。
うまいこと外国人のニーズが拾えるのでは?
と思うのです。
今はまだコロナ禍で外国の方がたくさんいらっしゃる…状況にはほど遠いですが、いずれまたもとに戻るでしょう。
その日のために妄想、いや実現に向けて試してみたいと思います。
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「楽しくなければお米ではない!」
有限会社 小池精米店 三代目 小池理雄(ただお)
五ツ星お米マイスター/東京米スター/6次産業化プランナー(中央サポートセンター登録)/社会保険労務士
東京都米穀小売商業組合所属/東京都ごはん区メンバー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-14-17
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