現在、東京の有楽町にあります「東京スポーツスクェア」(旧MUJI跡地)で開催されている
「夏の全国特産品マーケット」
ですが、このイベントのお米コーナーの棚割り(全商品)及びお米の選定(一部)を弊社三代目、小池理雄が担当させて頂きました。
こちらでは私、小池理雄が選定したお米についてご紹介申し上げておりますが、今回はその4回目です。
では前回からの続きということで、行ってみましょう!
①三重県鈴鹿産 結びの神(スズカトラクターさんご提供)
三重県の独自品種で、正式名称は「三重23号」と言います。
その中でも一定の基準をクリアしたお米を特別ブランド「結びの神」として販売して良いことになっているのですが、この生産者のスズカトラクターさんは県内でも特にこのお米に注力して栽培されている農家さんです。
生産者の太田さんはお若い!本当にお若いです。
このお米はその名前が非常にめでたい雰囲気があるため、贈り物としても喜ばれていますね!
またしっかりとした食感で食べ応えのある味のため、和食やお寿司に向いているお米ですね!
なかなか都内では手に入りません!
②鳥取県産星空舞(中島米穀様ご提供)
以前、大手町で新米食べ比べイベントを開催した際に、その場での即売会で真っ先に売り切れになったのがこの「星空舞」でした。それ以来、個人的に注目しているお米です。
鳥取県はもともとコシヒカリの栽培が盛んな地域です。しかし例に漏れず毎年の酷暑によりコシヒカリの品質は毎年下がる一方でした。そこで暑さに強い県独自の品種をつくろう!として出されたのがこの「星空舞」です。
名前の由来は鳥取県は全国でも星がきれいな県としても有名で、自ら「星取県」と名乗っていますが、そこに由来しています。
炊飯した時に粒立ちがきれいで、まさに「釜の中にきらめく星のよう」なお米です。おにぎりにもぴったりです。
コシヒカリではなく新しいお米にチャレンジするその前向きな姿勢を、小池精米店は応援しております。
③鳥取県産プリンセスかおり(田中農場様ご提供)
これも鳥取県独自品種です。日本米ですが見た目がインディカ米に近い「プリンセスかおり」と、粒がコシヒカリの1.5倍もあるという「いのちの壱」の、まさかのハイブリッド!!です。
香りが非常に特徴的で、確かにこれはインディカ米。
カレー…特に香りの強いインド系の料理にぴったりなお米です。
このように用途を想定して改良された品種は珍しいですし、都内ではまず手に入りません。
是非お買い求め下さいませ。
④島根県吉賀町産朝日(土井義則様ご提供)
島根県吉賀町…。
なかなか東京の人には知られていない地域ですが、福岡や広島の人にとっては非常に有名なお米の産地です。
そう、西日本に出荷されることはあっても、東日本にはまず出ることのないお米の名産地から、今回は特別に土井義則さんという地元の篤農家さんからご提供頂きました。
モノは無農薬栽培の「朝日」です。
「朝日」自体非常に古い品種でして、コシヒカリよりも古い品種です。昔の品種は丈夫なので、無農薬栽培に向いています。
吉賀町…日本で最もきれいな川に選ばれたこともある「高津川」が流れるお米の名産地。機会があれば是非とも行ってみてください。
⑤島根県大三瓶町産コシヒカリ【うきぬの米】(ファーム浮布様ご提供)
島根県西部にある国立公園「大山隠岐国立公園」の一部にある三瓶山のふもとで栽培されている無農薬のコシヒカリです。三瓶町はいまは大田市の一部ですが、中山間地に属する非常に風光明媚な土地です。
以前、別のイベントでたまたまこのお米を口にしたときに思わず
「魚沼並みのお米ですね!」
と話したことがありました。それぐらい品質の良いお米です。
これも都内にはなかなか出てきません。しかし弊社では最近、ファンが増えてきた逸品です。
是非ともお買い求めくださいませ。
⑥香川県産おいでまい(くりや様ご提供)
この「おいでまい」も都内の人にはなじみの薄いお米だと思います。香川県の独自品種です。
「え?!香川と言えば『うどん』だろ??!」と思われると思いますが、実はお米も頑張っています。この「おいでまい」は四国のお米としては初めて日本穀物検定協会の食味ランキングで「特A」の評価を得たお米です。
見た目が非常に白くて、粒がしっかりしているお米です。口のなかで粒が主張するお米ですね。
それとこの形態。
実は香川県にある「くりや」と言うお米屋さんが開発した「オコメール」という商品です。
お米1合をこのようにぴったりに圧縮して平らにします。これに切手を貼れば手紙として使えるという優れもの。
おいでまいだけではなく色々な産地の色々なお米がシリーズ化されています。ノベルティー商品として大人気な商品です。
⑦高知県本山町産にこまる/ヒノヒカリ(本山町農業公社様ご提供)
高知市から車で1時間ほど行ったところに広がる中山間地、本山町。
ここで穫れるお米は全国的にも評判が高く、とくに「にこまる」は静岡県で開催される「お米日本一コンテスト」で、「コシヒカリ以外で初の特別最高金賞を受賞したお米」でかつ「今まで2回も日本一を獲得している」というお米です。
弊社でも最近徐々に人気が出てきておりまして、コシヒカリがたまたま売り切れているときにこちらを勧めると、その後はこの「にこまる」を指名買いしていただくという現象が続々と?!
棚田のきれいな地域です。と言いつつ実はまだ1回も行ったことがないので、今年こそは!と思っています(もちろんワクチンパスポートを片手に…)。
⑧沖縄県石垣島産ひとめぼれ【新米】(山七様ご提供)
最後にご紹介するのは石垣島の新米ひとめぼれ、です。
弊社はご縁があり、那覇のお米屋さんの「山七」さんから取り寄せました。
実はこの「山七」さん。
お米を売る傍ら、石垣島でもお米を作っているというまさに二刀流?なお米屋さんです。
日本で最も早い新米…石垣島のひとめぼれ。なかなか販売されていない逸品です。
是非ともお買い求めくださいませ。
いかがでしたか?
これを見ているだけでも全国旅行に行った気分になりますよね。
せっかくのお盆休み。
しかし現状は県をまたいだ移動は自粛を…という状態ですから…代わりに是非とも都内の方は有楽町までお越し頂き、旅行気分だけでも味わってくださいね!
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「楽しくなければお米ではない!」
有限会社 小池精米店 三代目 小池理雄(ただお)
五ツ星お米マイスター/東京米スター/6次産業化プランナー(中央サポートセンター登録)/社会保険労務士
東京都米穀小売商業組合所属/東京都ごはん区メンバー
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