皆さん、こんにちは。
小池精米店・三代目、五ツ星お米マイスター・東京米スターの小池理雄(ただお)です。
小池精米店は3月決算のため、一昨日の3月31日が年度末、昨日の4月1日が年度初めになります。
コロナ禍に揉まれ、弊社も世間並みに例外なく「7割経済」を実践中?です。
思い返していると…。
昨年の4月・5月は本当にひどかったですね。
「10年前に時が戻った」かのようなレベルの売上で、今までの苦労が雲散霧消したかのようで…半ば放心状態でした。
それでも…そんな状況下であっても色々なご縁のお陰もあり、終わってみれば売上は昨対比で3割減ほどで落ち着き(落ち着いたか?)、約3年前くらいに戻った…くらいまでに戻りました(ややこしい(笑))。
小池精米店の創業は1930年(昭和5年)です。
ただ有限会社になったのは1978(昭和53年)年ですから、「第◯◯期」という言い方を使うのであれば「第42期」が終わったわけです。
ただ…そこはまあせっかく長くやっていることなので、創業年度を尊重して、あえて「第90期」が終わりとしておきましょう。
昨年までの自分…特にここ3年ほどは、出張、講演、イベント等々…で、いつもあちこちに行ってました。
そのうえ学生時代からの習慣?が抜けずに、隙間隙間にまめに飲み会を入れて、それでも朝は早い(3時起き!!)ため、知らず知らずに身体に負担がかかっていて…(当たり前ですが)。
毎年どこかで必ず体調が1週間ほど悪くなる時期がありました。それは腹痛だったり高熱がでたり、症状は様々でしたが…。
そういった「忙しさを構成する様々な出来事」が昨年の今頃から始まったコロナ禍において
ピタッ
と止まったものですから、今はお陰様で毎日健康です(笑)。
そして…上記のような事情のため残念ながら時間に余裕が出来たため、あれこれ
コロナ後に来る小池精米店とはどうあるべきか?
10年後に小池精米店をどうしたいか?
を悶々と思い描いていました。
もちろん、仕事もしてましたよ!(笑)
皆さんもそうだと思いますが、コロナ禍では補助金だ融資だ助成金だと色々とあったので、そのための資料づくりが結構ありましたねー。
そして…コロナ前だったら目を瞑っていた事案を、いくつか片づけることが出来ました。パソコンや電話、精米機の入れ替え。名刺や書類、データの整理整頓。
そう考えるとそこそこ忙しかったですね。ただ「飲み会」が無い分、夜の時間が使えたのが大きく、更に身体の負担は少なくなりました。いいことづくめ…と敢えて思うようにしてます(笑)。
それはそれとして、今後の小池精米店、の件。
実はコロナ禍で売上が下がったのですが、中身をよくよく見てみると、実は利益率は上がっているのです(それでも売上自体が減っているので儲かってはいないのですが)。
そう考えるとこのコロナ禍をきっかけに、小池精米店も生まれ変わりつつあるのかもしれません。
初代、僕の祖父である小池虎雄(阪神ファンではない)は先の大戦中も店を営業していたわけです。
もちろん当時は食糧管理法が「がちがち」にイキていましたから、小池精米店は会社ではなく配給所であり、商売的には安泰?だったのですが…。
それでもそもそもコメがない。何なら空から焼夷弾が降ってくるかも?という世界で祖父は小池精米店を続けていました。
今はそれほどまでではなくとも、やはりコロナ禍は小池精米店にとっては大きなエポックメーキングな出来事…なのでしょう。
いや、10年後にはそう思えるように…今、動かなくてはなりません。
小池精米店の今後の柱は次の3つを考えています。
①「プロ向け本気米」の更なる拡充。特に料理との相性に特化した商品づくりを進める。
②消費地と産地をお米を媒体にして双方向で交流できる仕組みをつくる。
③米屋を継いで約10年の間で得た知見をもとに業界におけるコンサルティング業務を推し進める。
です。
それぞれの詳細は…実際に動き出したときにまたご報告しますが…。
いずれも現在進行形の
「小池精米店ホームページ全面リニューアル」
に反映されます!
まだ出来上がっていないなかでの手前味噌ですが。
このホームページ。
恐らく米業界のなかではあまり目にしたことのない(たぶん)内容がたっぷり詰まっています。
このコロナ禍で思わず得ることのできた時間を無駄にせず、次の10年に向かって新しい米屋へと脱皮出来れば…否、しなければ、と思っています。
…年度初めということで、少し熱が入り過ぎました(笑)。
これからも引き続きよろしくお願いいたします。
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「楽しくなければお米ではない!」
有限会社 小池精米店
三代目 小池理雄(ただお)
五ツ星お米マイスター
東京米スター
6次産業化プランナー(中央サポートセンター登録)
社会保険労務士
東京都米穀小売商業組合所属
東京都ごはん区メンバー
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